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収納 暮らしを整える収納術

2025.12.12

壁の収納アイデア5選|壁に穴を開けないタイプも

2025.12.12

# 収納 # 収納アイデア # 収納術 # 壁厚収納
WOODONE編集部

「木のぬくもりを暮らしの中へ」をテーマにキッチン、建具、床等の住宅部材をトータルでご提案する(株)ウッドワン。 編集部では、皆さまが快適な家づくりをするための役立つ情報や、楽しいコンテンツを日々こつこつ集めて発信してきます。

「木のぬくもりを暮らしの中へ」をテーマにキッチン、建具、床等の住宅部材をトータルでご提案する(株)ウッドワン。 編集部では、皆さまが快適な家づくりをするための役立つ情報や、楽しいコンテンツを日々こつこつ集めて発信してきます。

スペースが限られた家で「もう少し収納が欲しい」と感じたことはありませんか?結婚や子育てなど生活スタイルの変化で、気づけば物がどんどん増えていく、と感じている方も多いでしょう。

そんなときに役立つのが、壁を活用した収納術です。壁面を利用した収納は床のスペースを取らずに収納量を増やせるため、多くの家庭で取り入れられています。この記事では、実際の活用アイデアや工夫のポイントをまとめたので、ぜひご自身の暮らしに合った方法を見つけてみてください。

壁の収納の主なメリット

壁側に収納された服や雑貨

壁面に収納を設ける主なメリットを3つ紹介します。

  • ・収納スペースをたくさん確保できる
  • ・デッドスペースを有効活用できる
  • ・部屋をおしゃれにできる
  • 収納スペースをたくさん確保できる

  • 壁の収納は、床に家具を置かずに収納スペースを増やせるのが大きな魅力です。特にリビングや寝室などは、床置きの棚やタンスを減らすことで、お子さんが走り回ったり家事をしたりするときに動きやすくなります。
  • 天井近くまである壁面収納なら、季節物や使用頻度の低い物もまとめてしまえて、見た目もスッキリ。日々の片付けがグンと楽になります。
  • デッドスペースを有効活用できる

  • 家具を置きづらい柱の横やドアの上の空間など、普段あまり意識していない「使えていない壁」は、実は立派な収納場所になります。たとえば、キッチンの壁に調理器具を掛けたり玄関の壁に鍵や帽子をかけるフックを付けたりすれば、限られたスペースを無駄なく使えます。
  • こうしたデッドスペースの活用は、狭いお部屋や収納不足で困っているご家庭に特におすすめです。
  • 部屋をおしゃれにできる

  • 壁の収納は、ただ物をしまうだけでなく、お部屋をおしゃれに見せるためにも使えます。
  • お気に入りの食器や雑貨、観葉植物などを並べて「飾る収納」にすると、部屋が明るくおしゃれな雰囲気に。棚やラックの素材・色を部屋のテイストに合わせれば、統一感も出ます。収納とディスプレイを兼ねて、片付けながらお部屋を自分好みにコーディネートしてはいかがでしょうか。
  • 壁の収納アイデア5選

  • 壁に設置された棚板
  • ここからは、壁の収納アイデアを5つお伝えします。
  • ・天井〜床を活かす一体型の壁面収納
  • ・飾る収納タイプのオープンシェルフ
  • ・扉・キャビネット付きクローズド収納
  • ・壁の厚みを利用した壁厚収納
  • ・穴あけ不要の突っ張りラック
  • 天井〜床を活かす一体型の壁面収納

  • 天井から床までの壁一面をすべて壁面収納にする方法です。収納スペースをたくさん確保できるため、家族の持ち物でもスッキリまとめてしまうことができます。
  • たとえばテレビまわりやリビングの壁、ダイニングの背面などに設置すれば、使い勝手もよくなるでしょう。よく使うものは目線や腰の高さに、季節物や使用頻度の低いものは上段や下段に入れると使いやすいです。
  • なお、設置する際には配線や耐震性も考えて計画することが大切です。
  • 飾る収納タイプのオープンシェルフ

  • 飾る収納とは、扉のない棚によく使う物やお気に入りのアイテムを並べて収納する方法です。出し入れしやすく、物を飾る感覚で収納できるので、インテリアの一部としても◎
  • 本・雑貨・食器・観葉植物などを置くと、部屋にあなたらしさが出ます。色や形を揃えたり、少し間をあけて物を置いたりすると、見た目が整いやすくなります。
  • 扉・キャビネット付きクローズド収納

  • クローズド収納は、逆に中身を隠せる扉付きの収納です。生活感を出さずにすっきりとした見た目にできるため、来客が多いご家庭に向いています。
  • 中の物は引き出しや仕切りを使って整理しておくと、取り出しやすく散らかりにくくなります。湿気がこもりやすい場所では通気を確保したり、地震対策として扉のラッチを付けたりすると安心です。
  • 壁の厚みを利用した壁厚収納

  • 壁の中のスペースを活用して収納を追加する方法です。奥行きが浅いので通路や小さな部屋でも圧迫感がなく、すっきりと収納できます。壁厚収納は洗面所・トイレ・玄関など、ちょっとした小物をしまいたい場所につけると便利です。
  • 取り付ける際は、壁の中にある配線や配管、構造部分を避けるように注意しましょう。奥行きや高さは、収納する物に合わせて計画することで使いやすくなります。
  • 欲しいところにちょうどよくフィットする壁厚収納を取り入れてみたい方は、以下のページをご覧ください。
  • □壁厚収納をみる
  • 穴あけ不要の突っ張りラック

  • 床と天井で突っ張って固定するタイプのラックなら、壁に穴をあけずに設置できるので賃貸住宅や壁を傷つけたくない場所に適しています。棚やフックを自由に組み合わせられるタイプが多く、キッチンや洗面所、リビングなどさまざまな場所で使えます。
  • 設置するときは、天井の高さや耐荷重を確認し、水平に取り付けましょう。移動や高さ調整をしやすいので、模様替えしやすいのも嬉しいポイントです。
  • 壁の収納で後悔しないための3つのポイント

  • センス良く本や雑貨が並べられた壁面収納
  • 最後に、壁の収納で後悔しないための3つのポイントをお伝えします。
  • ・余白を作って圧迫感を減らす
  • ・生活動線と扉の開閉スペースが被らないようにする
  • ・引越し・模様替えの可能性を考えておく
  • 余白を作って圧迫感を減らす

  • 壁一面を収納にすると、収納力は増えますが、物を詰め込みすぎると部屋が狭くなったように感じてしまうことがあります。圧迫感を避けるためには、棚の上部や左右に余白を作る、色を壁や天井と合わせて軽く見せるなどの工夫が効果的です。
  • スペースがあるからといってぎゅうぎゅうに詰めず、少し空きを持たせておくことで見た目がきれいになり、物の出し入れもしやすくなります。
  • 生活動線と扉の開閉スペースが被らないようにする

  • 収納を設置する場所は、日々の移動や作業の邪魔にならないところを選びましょう。特に扉付き収納の場合は、扉の開閉時に通路をふさいでしまったり、人とぶつかったりしないよう注意が必要です。
  • たとえば引き戸タイプなら扉の開け閉めのためのスペースを確保しなくていいので、狭い場所でも使いやすくなります。設置前に実際の生活動線をシミュレーションして、必要なスペースを確認しておくと失敗しにくくなります。
  • 引越し・模様替えの可能性を考えておく

  • 壁の収納は、一度設置すると動かしにくい場合があります。引越しや模様替えをする可能性があるなら、移動や再利用しやすいタイプを選んでください
  • 造作家具の場合は将来の変更が難しいため、突っ張りラックやモジュール式収納など、分解・再配置が可能なものを検討すると良いでしょう。
  • まとめ

  • 壁に棚板やハンガーパイプを設置したWIC
  • 今回は、壁を活用した収納について詳しく解説しました。壁面収納や壁厚収納は、床のスペースを取らずに収納を増やせるので、狭さを感じさせない工夫をしたい方には特におすすめです。
  • なお、収納には壁面収納以外にも色々な方法が存在します。たとえば、ウォークインクローゼットのようにスペース全体を活かす収納や、天井から吊るす方法もあります。
  • 以下のページで紹介しているような壁以外の収納アイデアも含めて、ご自身にぴったり合う方法を見つけてみてください。
  • □ウッドワンの収納をみる

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