「木のぬくもりを暮らしの中へ」をテーマにキッチン、建具、床等の住宅部材をトータルでご提案する(株)ウッドワン。 編集部では、皆さまが快適な家づくりをするための役立つ情報や、楽しいコンテンツを日々こつこつ集めて発信してきます。
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目次
「服はたくさんあるのに、着る服がない…」「どこに何があるか分からない…」
そんなクローゼットの悩みを抱えていませんか?ギュウギュウ詰めのクローゼットでは、お目当ての服を探すのに時間がかかるだけでなく、服が傷んでしまう原因にもなります。
ポイントを押さえて整理整頓することで、誰でも使いやすくて見た目もスッキリしたクローゼットへ早変わりするかもしれません。この記事では、明日から実践できるクローゼット収納のコツをご紹介します。
まずは、現状把握と断捨離をはじめよう
収納を始める前に、現状を把握することと不要なものを処分することがとても重要です。
1.全てを外に出す
まずは、一度クローゼットの中身を全て出してみましょう。大変な作業に思えますが、何を持っているかを正確に把握する事ができます。
2.アイテムを仕分けながら、要不要の判断を行う
1年以上着ていない服、サイズが合わなくなった服、傷んでしまった服、ときめかない服を基準に「これからも着る服」と「手放す服」に分類していきましょう。
迷うものは「保留ボックス」へ一時的に入れておき、後で見直すのも良い方法です。手放すと決めた服は、リサイクルショップで売る、オンラインフリマで販売するなど、様々な方法があります。
断捨離を行うことで、本当に必要な服だけが残り、収納スペースにゆとりが生まれます。
それと同時に、トップス、ボトムス、ワンピース、アウター、バッグ、小物など、種類別、使用頻度別(よく使うもの・たまに使うもの・ほとんど使わないもの)に分けておくと、次のステップがスムーズになります。
クローゼットを3つのゾーンに分けて計画しよう
本当に必要なアイテムの種類と量が確定したら、何をどこにしまうかを決めていきます。
1.クローゼットのサイズと構造を把握する
空のクローゼットのサイズ(高さ、幅、奥行き)や構造(パイプハンガーの高さ、棚の位置、数)を確認しましょう。
2.クローゼットを「上・中・下」の3つのゾーンに分ける
・上段
使用頻度の低いもの、オフシーズンの衣類、布団を収納します。落下の恐れがあるため、重いものは置かないようにしましょう。
・中段
日常的に使うアイテムを吊り下げ収納で取り出しやすい位置(ゴールデンゾーン)に配置。
・下段
引き出しケースや収納ボックス、季節家電等の重いアイテムを収納します。
このように3つに分けて考えることで、狭いスペースも最大限有効活用できます。
実際に収納する前に、紙に描いてシミュレーションしてみるのもおすすめです。どのアイテムをどこに配置するかを確認することで、無駄な動きが少なくなり、実際の収納作業がスムーズに進みます。
用途に合わせて使い分け!「吊るす」と「たたむ」収納術
配置が決まれば、いよいよ収納です。ただ詰め込むのではなく、アイテムの特性に合わせて「吊るす」か「たたむ」かを使い分けるのがコツです。
【吊るす収納】
ブラウスやシャツ、ワンピース、アウター類は、シワがつきにくく、型崩れしにくい吊るす収納が適しています。
ここでは、吊るす収納をより効果的にするためのポイントをご紹介します。
ハンガーを揃える
ハンガーの種類を統一すると、クローゼット全体がすっきりとした見た目になり、取り出しやすさもアップします。スリムな滑り止め付きのハンガーは、衣類がズレ落ちにくく、省スペースでたくさんのアイテムを効率よく収納できるメリットがあります。
丈の長さで揃える
ロング丈のものはまとめて端に、ミドル、ショート丈のものはその隣にといったように、丈の長さ順に並べるとバランスが良く、下のスペースを有効に活用できます。
色や種類で分類
色のグラデーションで並べたり、トップス、ボトムス、ワンピースなど種類別にまとめたりすると、着たい服を見つけやすくなります。
【たたむ収納】
ニットやTシャツ、ボトムス類はたたむ収納がおすすめです。引き出しや収納ケースを活用しましょう。
ここでは、たたむ収納のポイントをご紹介します。
畳み方を統一する
アイテムごとに畳み方を統一すると、引き出しやケースにきれいに収まり、量も把握しやすくなります。
立てて収納する
引き出しや収納ボックスには、服を寝かせるのではなく立てて収納します。何があるか一目でわかり、取り出しやすいです。
ブックエンドや仕切りを活用
引き出しの中で服が倒れてこないように、ブックエンドや市販の仕切りグッズを活用すると、キレイな状態を保てます。
奥と手前の使い分け
使用頻度が高いものは手前に、低いものは奥に配置することで、取り出しやすさがアップします。
収納グッズを活用してさらに使いやすく!
収納グッズを活用することでより使いやすいクローゼットになります。
採寸を忘れずに
収納グッズを購入する前に、クローゼットの高さ・幅・奥行きを正確に測り、収納グッズやアイテムがきちんと収まるか事前に確認しましょう。 採寸結果をもとに、空間にぴったり収まる収納用品を選べば、スペースを無駄なく使えます。
引き出しケース・収納ボックス
畳む服や小物の収納に必須です。 透明なものは中身が分かりやすいでしょう。 中身を書いたラベルを貼ると、一目で何が入っているかが分かり、必要なアイテムをスムーズに見つけられます。 家族みんながどこに何があるか確認できるので、片付けもスムーズになります。
取手付き収納袋
季節物や使用頻度の低いアイテムの収納に便利です。 クローゼットの上部や奥に置いたアイテムでも楽に引き出せるので、スペースを有効活用できます。
圧縮袋
オフシーズンの布団などに使うと大幅にスペースを節約できます。ただし、ものによってはシワになりやすいので注意が必要です。
キャスター付きラック
クローゼットの奥に配置することで、重い荷物や大きな収納ボックスを楽に引き出せます。吊り下げ式収納
棚がない場所でも、バッグ、帽子、小物類を段ごとに分けて収納できます。散らかりにくく、取り出しやすい収納スペースになります。
狭いクローゼットでも諦めない!収納のコツ
狭いクローゼットでは、いかに「物を厳選するか」と「空間を最大限に利用するか」が鍵となります。
ここでは、限られたスペースを有効活用するための具体的なコツをご紹介します。
徹底的にものを減らす
「本当に必要なもの、着るものだけ」に絞り込むことが最優先です。「いつか着るかも」「痩せたら着るかも」といった服は、狭いクローゼットには不向きです。
空間を「縦に」最大限活用する
・多段ハンガー
スカートやパンツを複数段に吊るせるハンガーを活用することで、バーのスペースを節約できます。
・連結ハンガー
縦に連結できるハンガーで、複数の服を1つのハンガー分のスペースに吊るせます。
・突っ張り棒
デッドスペースに突っ張り棒を取り付けて、バッグを吊るしたり、S字フックで小物をかけたりできます。
「薄く」「コンパクトに」収納する
・薄型ハンガー
薄型ハンガーを用いることで吊るせる服の量は格段に増えます。
・畳み方を統一する
できるだけコンパクトに畳むようにし、畳み方を統一すると、デッドスペースをつくりません。
まとめ
クローゼットがスッキリ整頓されると、毎日の服選びがスムーズになり、時間だけでなく心にもゆとりが生まれます。また、持っている服を把握できるので、似たような服を買ってしまう無駄も減らせます。
今回ご紹介したコツを参考に、クローゼットの収納の見直しを行ってみてくださいね。
クローゼットの収納スペースづくりとして特におすすめしたいのが、ウッドワンの「e・ra・bo」というフレキシブルなシステム収納です。使ってみないと分からない収納の使い勝手に柔軟に対応し、実際のライフスタイルに合わせてカスタマイズできるのが魅力です。
クローゼットを最大限に有効活用したい方は、ぜひ取り入れてみてください。
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