「木のぬくもりを暮らしの中へ」をテーマにキッチン、建具、床等の住宅部材をトータルでご提案する(株)ウッドワン。 編集部では、皆さまが快適な家づくりをするための役立つ情報や、楽しいコンテンツを日々こつこつ集めて発信してきます。
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目次
お気に入りの雑貨や本を並べたはずなのに、なぜかごちゃついて見える…そんな経験はありませんか?飾り棚は「置き方」ひとつで印象が大きく変わります。実は、ちょっとしたコツを押さえるだけで、まるでセレクトショップのような洗練された空間をつくることができるんです。さらに、棚そのものにこだわることでディスプレイの完成度はぐっと高まります。
この記事では、センスよく見える飾り棚のディスプレイ方法を9つのポイントに絞ってご紹介。誰でも簡単に真似できるアイデアばかりなので、今日から実践できます。
飾り棚におしゃれにディスプレイするコツ
飾り棚にどう並べればセンスの良いディスプレイになるかわからない方に向けて、ポイントを9つピックアップしました。
- 三角形を意識する
- デスクライトを置く
- 高さをそろえる
- 2~3色に絞る
- グラデーションのように並べる
- 交互に並べる
- 数を減らして余白を作る
- 棚の質感と合わせたアイテムを置く
- 季節の花でアクセントをつける
1.三角形を意識する
飾り棚のディスプレイに悩んだら、「三角形構図」を意識するのがおすすめです。中央に背の高いアイテムを置き、両側に低いものを配置すると、自然なバランスが生まれます。中央に花瓶、左右にキャンドルと本を並べれば、雑貨店のようなおしゃれな雰囲気に。頂点は棚のど真ん中より少し左右どちらかにずらすと、より動きが出て洗練された印象になります。
2.デスクライトを置く
ディスプレイに奥行きを出したいなら、デスクライトを取り入れましょう。光を加えることで立体感が増し、ディスプレイにあたたかみを添えられます。例えば、棚の一角に小ぶりのアンティーク風ライトを置けば、まるでカフェのような落ち着いた雰囲気に。三角形構図の頂点としても活用でき、ライトがあるだけで棚全体がぐっと引き立ちます。
3.高さをそろえる
さまざまなアイテムを並べる際は、なるべく高さを揃えましょう。高さがバラバラだと目線が定まらず、雑多な印象になりがち。例えば、同じくらいの高さの瓶やオブジェを横一列に並べるだけで、統一感のある整ったディスプレイになります。異なるジャンルの小物でも、高さを揃えるだけで自然にまとまりが生まれます。
4. 2~3色に絞る
センス良く見せるには、色数を絞るのが基本です。使う色を2〜3色に統一すると、視覚的に落ち着きが出ておしゃれな印象になります。例えば、白・グレー・木目の3色で統一した飾り棚は、どんなインテリアにも馴染みやすく、スタイリッシュに見えます。アクセントカラーとして植物のグリーンを1点だけ加えるのも効果的です。
5.グラデーションのように並べる
アイテムをグラデーションのように並べると、視線が自然に流れ、美しいディスプレイになります。例えば、淡いブルーから濃いネイビーへと色の濃淡を順に並べたり、小→中→大のサイズで配置したりすると、棚に奥行きとリズムが生まれます。少ない数でも映えるテクニックなので、シンプルにまとめたい方にもおすすめです。
6.交互に並べる
リズム感のある配置には、交互に並べるテクニックが有効です。本と小物を交互に配置したり、明るい色と暗い色を交互に繰り返したりすると、視覚的に動きが生まれて生き生きとした印象に。白黒白黒…の市松模様風に並べるのもインパクトがあり、棚全体が引き締まります。単調さを避ける工夫として取り入れたい手法です。
7.数を減らして余白を作る
棚をすっきり見せたいなら、思い切ってアイテムの数を減らしましょう。詰め込みすぎると視覚的に窮屈になり、どこを見ればいいか分からなくなります。例えば、お気に入りの花瓶とアートブックだけを配置し、空白を多めに取ると、それぞれの存在感が際立ちます。余白を恐れず使うことで、センスの良さが際立ち、ギャラリーのような雰囲気にするとおしゃれになります。
8.棚の質感と合わせたアイテムを置く
棚の素材感と小物の質感を揃えると、ディスプレイ全体に統一感が出ます。無垢材の棚にはリネンやラタンなど自然素材の小物を合わせると、ナチュラルで温もりのある印象に。反対に、金属製の棚に木製アイテムを置くとちぐはぐに見えてしまいます。
9.季節の花でアクセントをつける
季節感を取り入れるなら、花を使ったアクセントがおすすめです。春にはチューリップ、夏にはひまわりといったように、季節ごとに花を替えるだけで棚の印象がガラリと変わります。例えば、秋にコスモスを一輪飾るだけでも、その場の空気感が一気に秋モードに。頻繁に模様替えできない方でも、手軽に雰囲気を変えられる方法です。
飾り棚のディスプレイ例
おしゃれな飾り棚を目指すなら、実例を見るのが一番の近道です。ここでは、無垢材の棚板やフレーム式ブラケットなど、実際の空間に設置された飾り棚の例を画像付きで紹介します。例えば、棚板の素材感に合わせて雑貨の色味を統一したり、光を遮らない配置に工夫したりと、真似したくなるテクニックが満載です。具体的な配置や色使いを視覚的に確認することで、自分の部屋にも応用しやすくなります。理想のディスプレイ作りの参考にしてください。
無垢の木の味わいを生かした棚板
無垢の木の棚板は、素材そのものの風合いが魅力です。この写真では、木の温もりに合うよう白〜茶、黒の雑貨でトーンを揃え、ナチュラルで落ち着いた雰囲気に仕上げています。特に、棚板と同系色の器を配置している点がポイントで、自然な一体感が生まれています。
壁面を生かしたハシゴ状のフレーム式ブラケット
ハシゴ状のブラケットは、壁面を立体的に使えるのが大きな魅力です。見た目もスタイリッシュで、視線を縦に誘導する効果があります。この例では、雑貨を柔らかなナチュラルトーンで統一し、全体にやさしい印象を与えています。高さ調整がしやすいため、季節や気分に応じて簡単にレイアウトを変えられるのもメリットです。
ブラケットを積み重ねる自分だけのこだわりの棚
ブラケットを積み重ねて作る棚は、機能性とデザイン性を兼ね備えています。写真のように、部屋のトーンに合わせて木と黒を基調にすることで、空間全体が引き締まり、落ち着いた印象に。光を遮らないよう配置を工夫しており、自然光とのバランスも絶妙です。重い物も置ける安定感と、カスタマイズの自由度の高さが魅力です。
まとめ
今回は、飾り棚をセンスよくディスプレイするための9つのポイントと、実例を画像付きでご紹介しました。ポイントを押さえることで、誰でも簡単にプロのような棚づくりが可能になります。
そして、無垢の木の収納アイテムを活用すれば、見た目の美しさと機能性を兼ね備えた自分だけのオリジナルディスプレイができます。木のぬくもりを感じる収納棚は、どんなインテリアにもなじみやすく長く愛用できるので、困ったら取り入れてみてください。
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