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2024.12.27

ロフト付きの家で後悔しないためのポイント

2024.12.27

# ロフト # ワークスペース # 収納 # 家づくり # 有効活用
WOODONE編集部

「木のぬくもりを暮らしの中へ」をテーマにキッチン、建具、床等の住宅部材をトータルでご提案する(株)ウッドワン。 編集部では、皆さまが快適な家づくりをするための役立つ情報や、楽しいコンテンツを日々こつこつ集めて発信してきます。

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ロフトから見下ろすリビング

ロフトは、限られたスペースを有効活用し、家の中に新たな空間を作り出す魅力的なものです。読書や趣味のスペースとして、あるいはリモートワーク用のワークスペースや収納エリアとしても、使い方は自由自在。

しかし、ロフトにはメリットだけでなく、注意すべきデメリットも存在します。本記事では、ロフトを家に取り入れる際のメリット・デメリットと、その有効活用法をご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

ロフトを家に設けるデメリット

怪我する男性

よく考えずにロフトを作って後悔する方がいるようなので、まずはデメリットから見ていきましょう。

  • ・夏場の暑さ対策が必要
  • ・転落の危険性がある
  • ・収納や掃除が難しい
  • 夏場の暑さ対策が必要

  • ロフトは建物の高い位置に作られるため、特に夏場は熱がこもりやすく、快適に過ごすための対策が欠かせません。空気の循環が悪いと温度が下がりにくく、ロフト内が蒸し暑くなりがちです。
  • エアコンの設置や断熱材の追加工事もいいですが、これには高額な追加費用がかかります。扇風機やサーキュレーターの利用も考慮にいれつつ、空気の流れを作ることで快適な空間にしていきましょう。
  • 転落の危険性がある

  • ロフトは高い位置にあるため、特に夜間や注意力が低下しているときには転落のリスクがあります。小さな子どもや高齢者がいる家庭では、特に十分な配慮が必要です。
  • 転落防止のために安全柵を設置や、滑りにくい素材のはしごを採用するなどの対策をしましょう。また、ロフトへの上り下りの際に手すりを取り付けることで、安全性を高められます。
  • 収納や掃除が難しい

  • ロフトは天井が低く奥行きも限られているため、収納スペースとしては使いにくい場合があります。掃除も難しく、埃がたまりやすい環境です。
  • スペースが限られているため、掃除用具はコンパクトなものが適しています。天井に近い分、普段の掃除では手が届きにくい場所が出てくるため、工夫しながら掃除する必要があります。
  • ロフトを家に設けるメリット

  • リビング
  • ロフトはメリットも大きいものです。ここでは3つのメリットをご紹介します。
  • ・空間を有効活用できる
  • ・秘密基地のようなワクワク感を味わえる
  • ・固定資産税を抑えられる

空間を有効活用できる

ロフトは限られた床面積でも天井の高さを利用して新たなスペースを生み出すことができるので、空間を有効活用できます。通常の居住空間を確保しつつ、寝室・収納・作業スペースなど多目的に利用できます。

また、天井までの高さを有効に使うことで、開放感が生まれるメリットも。狭小住宅や限られたスペースでも、ロフトを設けることで使える場所が増えます。

秘密基地のようなワクワク感を味わえる

ロフトは、家の中にいながら特別な雰囲気を感じさせる場所です。プライベートな空間として、読書や趣味の時間を過ごすのに最適で、隠れ家的な雰囲気を楽しめます。

子どもにとっては秘密基地のような魅力があり、大人にとっても非日常的なリラックス空間になるでしょう。装飾やインテリア次第で自分だけの特別な空間を作り上げることができ、家族全員が楽しめる点が魅力的です。

固定資産税を抑えられる

ロフトは建築基準法上「床面積」として扱われない場合が多いため、固定資産税の負担を抑えられます。天井の高さが1.4メートル以下である場合、法律上は居室としてカウントされず、税負担を軽減できます。

節税効果を考えつつ設計することで、ロフトは費用対効果の高い空間活用の手段となります。

家のロフトを有効活用する方法

読書する男性

せっかくロフトを設けるなら、何に使うかあらかじめ考えておきましょう。ここでは活用方法を3つご紹介します。

  • ・趣味のスペースとして使う
  • ・ワークスペースにする
  • ・収納スペースとして有効活用する
  • 趣味のスペースとして使う

  • ロフトは趣味に没頭するための個別スペースとして最適です。限られた空間ながらも、プライベートでリラックスできる場所として有意義に使えるのが魅力です。
  • 例えば、読書を楽しむための書斎や、音楽スタジオとしてのミニステージ、さらには手芸や模型作りの作業場としても活用できます。照明やインテリアを工夫して、趣味をさらに楽しむための特別な雰囲気を作り出すことも可能です。
  • ワークスペースにする

  • ロフトをワークスペースにすることで、自宅に集中できるワークスペースを設けられます。コンパクトなデスクや椅子を置いてリモートワーク環境を整えれば、生産性の高いオフィスを自宅に設けられます。
  • また、ロフトは外部の騒音から距離を置けるため、集中しやすい環境になるメリットがあります。狭いスペースでも効率的に配置することで、機能的かつシンプルなワークスペースになるでしょう。
  • 収納スペースとして有効活用する

  • ロフトを収納スペースとして活用することで、家全体の収納力が大幅にアップします。特に季節ごとの衣類・家電・アウトドア用品など、普段使わないアイテムを効率的に保管するのに適しています。
  • 収納ボックスや引き出しを活用することで、狭い空間でも整理整頓しやすくなり、他の生活空間を広く保てます。工夫次第で、使い勝手の良い収納スペースになるはずです。
  • ロフトの家についてよくある質問

  • Q&A
  • 最後に、家のロフトについてよくある質問をまとめました。
  • ・家のロフトとは何ですか?
  • ・ロフト物件はなぜ安いのでしょうか?
  • ・ロフトで寝るとカビは生えませんか?
  • 順番に回答します。
  • 家のロフトとは何ですか?

  • 家のロフトとは、部屋の上部に設けられた中間層のスペースを指します。主に天井が高い物件に作られるケースが多く、寝室・収納・作業エリアなど多目的に利用できるのが特徴です。階段やはしごを使って登る形式が一般的で、限られた床面積を最大限に活用するための工夫が施されています。
  • ロフト物件はなぜ安いのでしょうか?

  • ロフト付き物件が安い理由は、ロフト自体が天井近くに設けられているため、スペースが制限され快適さに欠けることが多いからです。特に、ロフト部分の天井が低い場合、立ち上がることが難しく、使い方に制約が出てしまうことも。
  • また構造上、夏場には熱がこもりやすく冷却が必要なため、快適性に欠ける点が価格に反映されています。これらの要因が合わさり、ロフト物件は相対的にリーズナブルな価格設定となることが多いのです。
  • ロフトで寝るとカビは生えませんか?

  • ロフトは湿気がこもりやすく、カビが発生しやすい環境です。特に通気性が悪い場合、カビのリスクが高まります。
  • カビ防止のためには、専用のスプレーやシートを活用すると効果的です。また、除湿器を設置することで湿度をコントロールし、カビの発生を抑えられます。寝具を頻繁に干して清潔に保つことも忘れないようにしましょう。
  • まとめ

  • ロフトにつながるはしご
  • 今回は、家にロフトを設けるメリット・デメリット、そしてその活用方法について詳しくご紹介しました。ロフトは空間を有効活用できる一方、暑さや転落といったリスクも伴います。こうしたリスクを軽減し、安全かつ快適にロフトを利用するためには、はしご選びが大切です。
  • ウッドワンのロフト用はしごは、木製やアルミ製など豊富なバリエーションがあり、デザイン性と機能性の両方を兼ね備えています。手すり付きのモデルや各タイプの高さに対応した商品が用意されており、家庭の状況に合わせてものを選べます。安全性はもちろん、シンプルで美しいデザインが特徴です。ロフト設置をお考えの方は、ウッドワンのはしごで、快適で安全な空間づくりを目指してみてはいかがでしょうか。
  • □ウッドワンのはしご をみる

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