「木のぬくもりを暮らしの中へ」をテーマにキッチン、建具、床等の住宅部材をトータルでご提案する(株)ウッドワン。 編集部では、皆さまが快適な家づくりをするための役立つ情報や、楽しいコンテンツを日々こつこつ集めて発信してきます。
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目次
「吹き抜けのある家に一度は住んでみたい」という憧れを抱いている方も多いでしょう。しかし、実際に暮らしてみると、快適に過ごすために工夫が必要な場面も出てきます。本記事では、吹き抜けのある家を、さらに魅力的で居心地の良い空間にするためのアイデアやポイントをご紹介します。吹き抜けのある家に住んだことがある人のリアルな意見を知りたい方は、ぜひご覧ください。
吹き抜けがある家のメリット
まずは吹き抜けがある家の良いところを3つお伝えします。
- ・開放感があっておしゃれ
- ・自然光で家の中が明るくなる
- ・風通しが良い
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開放感があっておしゃれ
- 吹き抜けがある家は、なんといっても開放感が魅力です。天井が高く広々とした空間は、それだけで贅沢かつ洗練された印象になります。
- また、照明やインテリアを工夫すれば、さらにおしゃれな雰囲気にできます。たとえば、長さのあるペンダントライトをつけたり大きな絵画を飾ったりすれば、より印象的で個性的な部屋に。家に友人を招いた際には好評なことも。
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自然光で家の中が明るくなる
- 吹き抜けに大きな窓を設けると、家の中に自然光がたっぷり入って明るくなります。日中は照明をつけなくても十分な明るさが得られるため、気持ちよく朝を迎えられる上に電気代の節約にもなるのが大きなメリットです。
- リビングやダイニングが明るいと料理も美味しそうに見えますし、メイクをする際にも自然光のおかげで仕上がりが良くなります。自然光を取り入れると体内リズムも整えやすくなるため、健康的な暮らしをしたい方におすすめです。
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風通しが良い
- 吹き抜けの特徴のひとつに、家全体の風通しが良くなる点があります。上の階と連続した空間になっているため空気が循環しやすく、湿気や匂いがこもりにくいのです。
- 吹き抜け部分の扉や窓を開けておくと、家全体に風が行き届きます。家の空気が循環することで換気ができるので、気持ちの良い空間を保ちやすくなります。
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吹き抜けがある家のデメリット
- 吹き抜けがあると、どうしても以下のような気になる点も出てきます。
- ・空調が効きにくい
- ・上の階の床面積が狭くなる
- ・高い部分は掃除が行き届かない
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空調が効きにくい
- 空間が広いため、空調が効きにくいデメリットがあります。エアコンをつけても、部屋全体が過ごしやすい温度になるまでに時間がかかります。冬は暖房が効くまでコートを着ていることも。日本の気候に合わない作りだとは感じることがあります。
- 効率よく室内温度を保つためには、床暖房を導入する、シーリングファンを設置して空気を循環させるなどの工夫が必要です。
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上の階の床面積が狭くなる
本来上の階になるはずだった場所を吹き抜けにするため、少しだけ床面積が減ります。部屋数や収納を増やしたい方には向かないかもしれません。
ただし、住んでしまえば広々とした空間の魅力が上回り、床面積の狭さが気になることはめったにないというのが正直な感想です。床面積が多少減っても吹き抜けを作ってみたい方には、おすすめできます。
高い部分は掃除が行き届かない
吹き抜けの高い天井・窓・照明器具など、手の届かない位置にあるものはこまめに掃除をしにくいのがデメリットです。長い柄の掃除道具を使えば掃除できますが、汚れていることに気づきにくい位置にあるため、つい放置してしまいがちです。人によっては数年に一度しか掃除をしなくなるため、衛生面を気にする方はやめておきましょう。
吹き抜けのある家ならではの空間の活かし方
- 最後に、吹き抜けがある家だからこそできる空間作りのコツをお伝えします。
- ・シーリングファンを設置する
- ・床暖房を入れる
- ・長さがある照明やインテリアを設置する
- ・大きな窓を設置する
- ・デザイン階段を設置する
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シーリングファンを設置する
- 吹き抜けのある家は天井が高く、冷房が効きにくい点がデメリットです。空調効率が悪いため、涼しさを実感できるまでに時間がかかります。
- 対策として、天井にシーリングファンを設置する方法が挙げられます。シーリングファンで空気を循環させれば、冷房の効き目を高められます。夏場の吹き抜け空間が涼しくなるだけでなく、冬場に暖かい空気を下に送ることで暖房の効率も上げられます。
- デザイン性の高いシーリングファンもたくさん販売されているので、おしゃれなファンを取り付けて、吹き抜けを過ごしやすい場所にしましょう。
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床暖房を入れる
- 冷房と同じく、暖房も効きにくい家になります。冬の寒さ対策でおすすめなのが、床暖房です。床そのものを暖めることで部屋全体が冷えにくくなり、吹き抜けがあっても快適に過ごせます。
- 個人的には、冬に暖房を入れてシーリングファンで空調効率を上げる方法より、床暖房のほうが圧倒的に暖かく感じました。お子さんがいるご家庭なら、床に座り込んで遊ぶこともあるため、床暖房の導入をおすすめします。
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長さがある照明やインテリアを設置する
- 吹き抜けならではの高い天井を活かすには、長さのある照明やインテリアを取り入れるのがおすすめです。
- 特に、シャンデリアはある程度の高さ・広さがないと取り入れられないアイテムで、他の家ではなかなか味わえないインパクトを与えられます。シャンデリアというと、お城にありそうな豪華すぎる照明をイメージする方が多いですが、探してみるとシンプルなデザインのものもあります。
- 高さのあるオブジェなども、広い空間がある家にしか置けないものなので、気に入ったアート作品があれば取り入れてみるのもいいでしょう。
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大きな窓を設置する
- 吹き抜けの空間を最大限に活かしたいなら、大きな窓を設置するのが効果的です。自然光がたっぷりと差し込むため、家全体が明るくなり、昼間は照明が不要になることも。光熱費の削減も期待できるのが大きなメリットです。
- ただし、高い位置にある窓は掃除が難しいため、掃除道具やメンテナンス方法を考える必要があります。我が家の窓は、数年経つと誰も掃除しなくなりました。
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デザイン階段を設置する
- 吹き抜け空間をさらにおしゃれに見せたいなら、デザイン階段を取り入れてみてはいかがでしょうか。階段のデザインを部屋全体のインテリアに合わせてテイストを統一することで、洗練された雰囲気にできます。
- 実用性とデザイン性を両立させられる階段の実例を見てみたい方は、以下のページを参考にしてみてください。
- □施工事例 今と昔のつながりをつくる。
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まとめ
- 今回は吹き抜けがある家のメリット・デメリットを詳細にお伝えしました。吹き抜けがあると家のおしゃれ度が格段に上がるため、知り合いを家に呼ぶことを想定しているなら、ぜひ取り入れてみてください。
- さらにデザイン階段を設置すると、吹き抜けにした空間にアクセントが生まれてスタイリッシュな印象になります。ウッドワンのデザイン階段Lightなら、好みに合わせてパーツをカスタマイズできるため他の家具のテイストと合わせやすく、とことんこだわりたい方にもおすすめできます。実用性とデザイン性を兼ね備えた家づくりを目指している方は、以下のページをご覧ください。
- □ウッドワンのデザイン階段lightをみる
- □ウッドワンのフラットスチールバー手すりをみる
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