「木のぬくもりを暮らしの中へ」をテーマにキッチン、建具、床等の住宅部材をトータルでご提案する(株)ウッドワン。 編集部では、皆さまが快適な家づくりをするための役立つ情報や、楽しいコンテンツを日々こつこつ集めて発信してきます。
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目次
ローテーブルを買おうと思っても、どんな高さのものを選んだら使い勝手が良くなるのかわからなくて悩んでしまう方も多いはずです。高さが合わないと身体への負担が増えるため、結局使わなくなってしまいます。この記事では、ローテーブル選びのポイントを詳しく解説します。床に座って使う場合からソファに合わせる場合まで細かく説明するので、ローテーブルを買う予定がある方は参考にしてみてください。
適切なローテーブルの高さは使用目的によって異なる
ローテーブルを買う前に、使用目的を考えておくと失敗しにくくなります。たとえば次のような場合が考えられます。
- ・床に座る場合
- ・座椅子に座る場合
- ・ソファでくつろぎながら使う場合
- ・ソファのサイドテーブルにする場合
- ・ソファで食事する場合
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床に座る場合
- 床に座ってローテーブルを使う想定なら、高さは約30cm~38cmが適切といわれています。この高さなら、床に座っていても無理なく食事したり作業したりできます。40㎝以上になると腕を高く上げる必要が出てきて使いづらく感じてしまうため、避けたほうが無難です。
- クッションや座布団を敷くと、さらに床でくつろぎやすくなります。面積の狭いワンルームマンションや和室などでくつろぐ場合は、低めのローテーブルを選びましょう。
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座椅子に座る場合
- 座椅子を使う場合、ローテーブルの高さは約33cm〜40cmがちょうど良いといわれています。座椅子の厚み分だけ目線が高くなるため、床に座る場合よりも若干高めなローテーブルを選びます。
- 座布団ではなく座椅子を使うメリットは、長時間の読書や作業をしても腰や背中に負担がかかりにくいことです。ローテーブルを長時間使うつもりなら、座椅子の高さに合わせたものを選ぶとストレスを感じにくくなります。まずは座椅子を選んで、その高さに合わせたローテーブルを見つけましょう。
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ソファでくつろぎながら使う場合
- お茶やお酒を楽しむとき、軽いスナックをつまむときに使う想定なら、ソファと組み合わせて使うとリラックスしやすくなります。ローテーブルの高さはソファの座面±5cmが目安です。このくらいの高さなら、リラックスした姿勢を保ちながら手元のものに無理なく手を伸ばせます。ソファでくつろぎながらローテーブルを使うなら、ソファを基準にしてテーブルを探しましょう。
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ソファのサイドテーブルにする場合
- ソファのサイドテーブルとしてローテーブルを使う場合、ソファの座面より10〜20cm高いものを選ぶのがおすすめです。この高さがあれば、座ったままで飲みものやリモコンに手を伸ばせます。
- サイドテーブルを動かしたいときもあるかもしれないので、頻繁にレイアウトを変更することを想定して、軽量かつ移動しやすいデザインを選ぶと長く使えます。
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ソファで食事する場合
- ソファで食事しながら使うテーブルを探しているなら、ソファの座面+25cmくらいを選ぶとちょうど良くなります。食事をするだけでなく、パソコンで作業をしたり勉強をしたりする場合にも適しています。
- ダイニングテーブルに近い感覚で使えるので、リビングで作業したい方にぴったりです。高さ調整ができるタイプを選べば、さらに便利な使い方ができます。
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ローテーブルの高さが合わない場合に生じるデメリット
- ローテーブルの高さをよく考えずに購入すると、身体に負担がかかって使いづらくなり、後悔する可能性が高くなります。ここでは、テーブルの高さが高すぎるケース、低すぎるケースに分けて考えていきます。
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ローテーブルの高さが高すぎるケース
- ローテーブルの高さが高すぎる場合、作業や食事の際に腕の位置が不自然に高くなり、腕や肩に負担がかかりすぎる可能性があります。また、テーブルの奥のものを取ろうとすると腕を思いきり伸ばすことになり、無理な姿勢になりがちです。
- 高すぎるローテーブルを長時間使うと疲れを感じやすくなるため、だんだん使いたくなくなってしまいます。結果、せっかく買ったローテーブルを活かしきれずに置いておくことになるでしょう。
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ローテーブルの高さが低すぎるケース
- ローテーブルが低すぎると、作業したり食事したりしているときに、自然と前かがみの姿勢になります。前かがみの姿勢を続けていると猫背のような体勢が習慣化し、首や肩への負担が増えてしまいます。ローテーブルを使い続けるだけで、肩こりや腰痛の原因となることも。
- 猫背を習慣化させないためには、背筋を伸ばして使えるローテーブルを選ぶことが大切です。
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ローテーブルの高さ以外に気をつけるべきポイント
- ローテーブルを購入する際は、高さ以外にも以下の点に気をつけると失敗しにくくなります。
- ・使用人数
- ・使う部屋
- ・収納可能か
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使用人数
- ローテーブルを選ぶ際は、何人で使うことが多いか考えて選ぶと、サイズ感を間違えずに済みます。
- たとえば、食事に使用する場合は、1人あたり幅60cm×奥行き40cm以上のスペースを確保すると良いといわれています。1人で使用する場合は幅60〜90cm程度のコンパクトサイズ、4人以上で家族や友人との団らんに使うなら80cm以上の正方形タイプのローテーブルがおすすめです。
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使う部屋
- ローテーブルを選ぶ際は、部屋のテイストや雰囲気に合うデザインを選びましょう。たとえば、洋室にはモダンなデザインのテーブル、和室には落ち着いた木目調のローテーブルが合います。また、狭い部屋を広く見せたい場合は小さめサイズやシンプルなデザインを選ぶのがおすすめです。部屋全体のテイストと合わせることで、ごちゃっとした印象にならずに済みます。
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収納可能か
- 収納も意外と大事なポイントです。必要なときのみ使用するのであれば、脚を折りたためるタイプのローテーブルが便利です。一方、常に置いておく場合は机の下に収納スペースがあるタイプを選ぶと、部屋をすっきり片付けやすくなります。
- ローテーブルを買う前にどのように使うかシミュレーションし、収納まで具体的に考えて選ぶと、無駄な買い物をせずに済みます。
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まとめ
- 今回は、ローテーブルの適切な高さについて考えてみました。使用目的に応じた高さを選ぶことで、快適な生活空間を実現できることがわかっていただけたかと思います。デザインが気に入ったからといって、使いにくい高さのローテーブルを買ってしまうと、後々後悔しやすくなるため注意しましょう。
- もし自分の理想に合うローテーブルがなかなか見つからなくて悩んでいるなら、以下のリンクからITAYAのローテーブルをチェックしてみてください。高さや大きさを自由にオーダーできるので、自分の部屋にぴったりなサイズを選べます。本物の木の温かみを活かしたつくりになっていて、シンプルでスッキリとしたデザインなので、どんな部屋にも合わせやすいのが特徴です。ローテーブル探しで困っている方は、ぜひ検討してみてください。
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