〈JWOOD使用現場〉
葬祭場
木造で温かみのある空間を提案したいとお考えの意匠設計者様が、弊社が実施した非住宅セミナーにご参加の際に木造の可能性を知り、また計画時に鉄骨では地盤補強費用が高く予算を超えたため、木造で地盤補強費用を抑えたいとの要望もあり、JWOOD工法にて設計、建築に至りました。
随所に特徴のある意匠設計となっており、 4mの持出し庇の車寄せのキャノピーを実現させる為、方杖を用いた構造であったり、スパンを確保しつつ天井高をなるべく高くする為に、ホール部分はトラス梁を用いたり、ロビー部分は開口幅7mの全面ガラス張を実現させるために大断面梁を用いたりなど、JWOOD工法の特徴が大いに活かされ実現しました。
<物件概要>
用途:集会場(葬祭場)
規模:延床面積_ 330.91㎡(100坪)平屋建て
竣工:2017年5月
構造計算:令46条壁量計算(別途許容応力度計算にて安全を確認)
建築地:山口県長門市
建物外観
方杖を用いた構造で、4mの持出し庇の車寄せキャノピーを実現。
ロビー側面:大断面梁を用いて全面ガラスの7m開口を実現。
建物内観
ロビー:全面ガラスの7m開口 |
ホール:トラス梁を用いて7.1mスパンを実現 |
構造的なポイント
ホール部分:7.1mスパンのトラス梁 |
ホール部分構造断面:最高3.5mの天井高を確保 |
ロビー側面:大断面梁を用いて全面ガラスの7m開口を実現。 |
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車寄せキャノピー:方杖を用いた4mの持出し庇の構造部分 |