Backstory

ともに暮らす。
木と人と、地球と。

ウッドワンのルーツは「林業」にあります。
1935年に広島県佐伯郡吉和村にて創業以来、
自然と対話しながら
森林を育んできたウッドワン。
WOシリーズに使用している
ニュージーパインは、
ニュージーランドの広大な自社森林で
30年かけて苗から育てています。
手をかけて丁寧に育てられた
ニュージーパインは幹が太く、
芯がしっかりと締まり、
均一に整った伸びやかな木目模様が特長。
育てた木を伐採した後には、
新たな苗木を植えることで
持続可能な森林経営に努めています。
今ではニュージーランドの
約40,000haの森を拠点に世界中へ、
その営みを拡大し続けています。

森のなかから、
暮らしのなかへ

WOシリーズの主な素材は、ニュージーランドにある”ウッドワンの森”で育つニュージーパイン。約30年、大切に育てて伐採すると次の苗を植えます。さらに、1年生から30年生までに分けた区画ごとに育て、毎年一定量の木材が収穫できるように森林を管理・保全。日本国内では、木を伐採した後の再造林率が3割程度にととどまっていると言われているのに対し、ウッドワンの森のニュージーパインは30年育てて伐採した後も、計画的な森林経営で再造林を行って持続可能な社会の実現に貢献しています。

30 YEARS CYCLE

1.植林

1ha当たりの苗木は1,200本。大きくなるにつれ光が当たりづらくなりますが、この時期にゆっくり成長させることで芯の詰まった良材に。

2.育林

木が成長する5・8・10年目に、合わせて3回の枝打ち。手作業で丁寧に行うことで、節がなく加工しやすい、美しい木材になります。

3. 間伐

9・12年目には間伐を行い、太陽光をたっぷり当てていくことで光合成が進み、さらに成長します。問伐材も無駄なく加工・活用します。

4.伐採

標準伐期は30~32年。木の状態によっては、さらに1~3年待つ場合も。伐採後、土壌の体力が回復してから次の苗を植えます。

ウッドワンの森林経営の取り組み
[FSC®と2種類の認証]

ニュージーランドで
原木を厳選、製材

伐採された丸太の原木は樹皮を剥ぎ、サイズ別のグレード分けやカットを得て板目用と柾目用に選別します。板目用の原木は、WOシリーズでは床材の突板に使用。幅広・長尺となるため、曲がりが少なく、かつ太い原木が必要です。原木は、ウッドワンの森から作業場へ大量に入荷しますが、そのうち板目材として使用できる本数は数本程度。それだけ厳しい基準で選ばれた、高品質な原木だけがWOの床材となります。また柾目用の原木は、まっすぐな木目を生かし、ドアや窓枠、階段材など幅広いアイテムに合わせて製材します。

木材の板目と柾目

年輪に対して水平方向に切ると、曲線的な板目に。
垂直方向に切ると、直線的な柾目が現れます。

ウッドワンの適材適所

1本の木も、樹高によってサイズや材質が変わります。それぞれに最適な用途を考え、あますことなく使いきるのがウッドワンの製品開発スタイル、WOシリーズには使わない部分も他製品の繊維板や積層材として有効活用しています。

日本の工場で、職人が
さらに選別・加工

ニュージーランドから船で運ばれてくる木材は、愛知県のウッドワン豊橋工場へ。いよいよ製品へと加工する前に大切なのが、職人の目利きによる選別作業です。WOシリーズでは、’ノイズ’を排したシンプルな住空間の一部となるために、従来よりも厳しい選別基準を設定。一つひとつの木が見せる’顔’に目を凝らし、できるだけ欠点のない端正な材料だけを選びとっています。また、手吹きによる塗装もこだわりのひとつ。フラットで均一な塗膜は、熟練した職人のてだからこそできること。約30年もの間、大切に育てた木を、一番美しく そんな思いで日々、真摯に向き合っています。