「木のぬくもりを暮らしの中へ」キッチン、建具、床等の住宅部材をトータルでご提案する
無垢No.1の木質総合建材メーカー

谷根千と呼ばれるエリアに賃貸＋ギャラリー付きの住宅を計画しました。お施主様の要望は、「将来の変化に柔軟であること」、「建物全体が明るく気持ちのいい空間であること」の2点でした。まず、南東角に空地を確保し北西角は道路斜線に考慮した平行四辺形の平面計画としました。1階のギャラリーは、街との接点としました。賃貸との界壁を一部解体することで、将来の変化に対応できる余地を残しました。内部は、南北に長く3層吹き抜けの路地空間（ハレの場）と機能的な部屋の集合（ケの場）で構成しました。ハレの場は、玄関、ギャラリー、洗面所、書斎、キッチンをシームレスにつないだワンルーム空間です。昼間は照明を使用しない、中間期は通風を確保したパッシブな室内環境としました。3階の天井をラワン合板とし、スイージーシリーズのパイン材のキッチンとテーブル、イスを合わせてハレの場としての統一感とぬくもりを演出しました。