WOODONE

受賞無し

2020年度

広島県

株式会社プレゼントデザイン

「住宅雑誌編集長が建てた郊外の木のぬくもりある住まい」 世の中が便利になり、 人は街に集中した。 しかし、今大きく流れが 変わりつつある。 建築主は住宅雑誌の編集長。 奥様も雑誌をつくる会社に勤めている。 忙しく働く二人が選んだ建設地は 郊外の奥様実家の敷地内の 庭がある木の住まい。 共働きの二人のご要望は 家事が楽でくつろげること 南に洗濯室を配置し、 雨の日でも部屋干しでき、 また、家事時間を短縮できる 省エネなガス乾燥機も設置した。 LDKは一体の空間のなかにあるが、 床の高さや家具により、 空間を分け、 それぞれの居場所をつくった。 自宅でも仕事をするご主人のために 空が抜ける窓がある場所に 書斎を設置した。 最後に郊外に住むことは 寒冷な環境になるため、 エネルギー的には不利になる。 そこでいつか壊れる設備のまえに、 断熱材や窓に予算を配分し、 エネルギー消費の少ない住まいとした