WOODONE

2020 ウッドワン賞

2020年度

滋賀県

株式会社Imacoco

住まいの「住」という漢字は「人」に「主」で『住』と書きます。 これは当て字で、もともとは鳥の『巣』の字を当てていたそうです。 古事記の中では住まいの意味で『巣』の字を使っています。 鳥の巣はヒナを育てるためのもの。 親は可愛いヒナを風や雨から守り、外敵から身を守るために巣作りをしています。 人間の住まいづくりも同じです。 子どもが健やかに育つための安全性や快適性、子供の感性や能力を伸ばす家こそが本来の住まいの役割です。 色や音が赤ちゃんの脳の発達に影響し、部屋の色で子どもの性格が変ることも分かっています。そのため間取りやインテリアがとても大切です。 「人が住まいをつくるように、住まいも人をつくる」と言われます。 住まいが人間形成の上で大きな意味を持ち、環境の善し悪しが子育てを左右することは確かです。 ・・・という事で今回は「とりの巣箱」をモチーフにデザインさせて頂きました。