WOODONE

受賞無し

2020年度

大阪府

スクールバス空間設計株式会社

キッチンぽくないキッチンを、とお考えだったお施主様から、いくつものショールームを回った結果、KUROMUKUを採用したいとご要望いただきました。 キッチンとリビングの床の仕上げが切り替わる位置にキッチンのスリット(パネル部分)を揃えたかったので、図面を何度も確認したり、営業の方に現地に来ていただいて確認を重ねました。また、シンク下の排水管は隠蔽するとメンテナンスに差し障るので露出させましたが、そのままだと塩ビの色が目立ってしまうので、こちらも据付後黒く塗装しました。より空間に馴染んで仕上がったと思います。 躯体現し・無垢フローリング・アイアン製の室内窓を取り入れた武骨な空間にマッチしつつ、無垢の木のテクスチャーが生活空間としての柔らかさも添えてくれました。また、フレームのラインやスリットの軽やかさが、決して広くないLDKの中で主張しすぎず、程よい存在感を感じさせてくれたと思います。