WOODONE

受賞無し

奈良県

株式会社岩崎建築設計事務所

風致地区で容積率60%という厳しい制限の掛けられている土地であり、床面積は最大で90㎡程度となる。4人家族で住まうには余裕のある広さではないため、広さを感じられるよう断面の操作と視線の抜けの工夫をしている。南西方向の眺望を活かし、かつ周辺の豊かな自然環境を屋内に取り込むため、2階にリビングを配置し最も居心地の良い場所にL型に開口部を設け、ソファを造り付けた。建具は全て戸袋に引き込めるようになっており、開放すると目の前の公園の緑が目に飛び込んでくるような解放感を感じられる。2階の天井は屋根勾配なりに折り上げることで広がりがあり杉板張りの天井に包まれるような空間としている。一方の寝室とこども室のある1階は階高2400mmとし、2階とのギャップを活かした親密な巣のような空間としている。屋内空間を広く使えるよう家具は造付けとし、テレビ台には床面の見える片持ち式のブラケット(オモイノ)を採用した。