WOODONE

受賞無し

広島県

ハートフルホーム福山 株式会社

「現代茶室のある家」 明治時代に建てられた家屋を生活拠点としていた施主。 家屋は隙間だらけで冬は寒く、夏は暑い。屋根も崩れかけている。 施主は「とても住めたものではない」と言いつつも、 長年手入れをされた床や建具を見ても、先代から譲り受けた土地と家を住みながら大切にされていると、住まい手の想いが感じられた。 ただ生活をする上では困難になり始めたことをきっかけに、長年住んできた古い家屋はそのままに残し 同敷地内へ茶道をする妻のための「茶室」のある新築計画がスタートした。 茶室を造る上で伝統を守りながらも、日常生活においての使いやすさを兼ね備えなければならない。 そして旧家屋との調和がとれる設計。 茶室としての「趣」に重点を置き、細部に亘り隠す工夫や寸法、様々な点において綿密さを必要とした。 完成した美しさに職人の苦労と技が光る。 新旧の家を守り続けることが施主の新しいライフスタイルとなった。