資源や経験を次世代につなぐための変化を、NZスタッフと一緒に作っていきたい
事業管理
Y.T
2003年入社 所属/Juken New Zealand Ltd. 前所属/本社製造部>事業開発室>フォレストワン>戦略統括本部
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INTERVIEW インタビュー
ニュージーランドってどんなところですか?
ニュージーランドには2019年に赴任したので来月でちょうど5年になります。あっという間っていうのが正直な感想です。この国の公用語は英語とマオリ語です。人口がおよそ500万人の国で、日本の四分の三ぐらいの面積ですので、非常に人口が少なくてみんなのどかに地方に暮らしてるイメージがあります。現在の仕事内容は?
私自身はオークランドをベースにしてスタートしましたが、現在は国内の拠点を中心に毎週どこかに出張し、現地の責任者といろんな計画の進捗であったりとか、あるいは問題点を自分の目でも確認して意見交換しながら方向性を出してくということをしています。仕事の難しさとは?
製材技術もさることながら、原木の質を見極める技術というのは本当に難しいなと思います。現地スタッフあるいは他の日本人スタッフも日々思考錯誤しながら取り組んでいます。近年ではこれまで以上に高いレベルを要求されているので、現地の工場長も非常に難しいなと言っていました。ただ難しい分、みんなやりがいやチャレンジと思って、非常に前向きに取り組んでくれています。どんな力が必要でしょうか?
原木の品質を見極めて安定的に調達する力と、それを新しい商品に結びつけていくための開発力が大切と思っています。ニュージーランドで働く魅力とは?
ニュージーランドは今非常に移民が多く、他国籍の国になってきたと感じています。いろんな国の料理が食べられるのが魅力のひとつです。 日本とは違う世界観、価値感、違う考え方を持つ人と接点が持てるのも魅力です。 私は家族を連れてきているので、特に子供にとっても違う世界を見るっていうのは非常にいいなと思います。 元々環境への意識が高い国ではあるとは思いますけれども、その意識が当たり前にあるようなところだと感じます。 我々みたいな工場を運営している人たちというのはローカル、あるいは地域の社会の人たちとの関係を非常に大切にしないと、事業が続けられないので、そういったところはみんな意識をしてくれています。
1日のタイムスケジュール
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8:00
出社、工場巡回
原木土場から工場内を一巡し、山林から納入されている原木の品質状況を確認、工場内の設備稼働状況を確認します。 ミーティング時に指摘できるように、前回訪問からの改善箇所、新たに気になる点がないか現場で確認します。
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8:30
工場の朝礼に出席
工場長が主催する各セクションのマネジャー・スーパーバイザーの出席する朝礼に出席します。 出席者に対して総括のコメントをします。
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10:00
ワイララパ工場長とミーティング
工場内の課題(生産計画、人員計画)の確認、改善策の方向性をすり合わせ、決裁や指示を出していきます。
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12:00
昼食
工場内の食堂で軽食(サンドイッチやフライドポテト)を買い、昼食をとります。
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13:00
ワイララパ山林長とミーティング
課題(生産計画、人員計画)の確認、方向性のすり合わせ、決裁や指示を出していきます。
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15:00
工場に駐在している日本人スタッフとのミーティング
ウッドワンへ提出する資料の内容確認、すり合わせ
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18:00
退社
工場近くのモーテルに2~3日滞在します。 日本人スタッフや他の出張者と一緒に食事をすることもあります。