アナザーストーリー
第2回 現存する最古の建具ってなに?
カテゴリ : 木にまつわるエトセトラ | タグ : 製品

現存する日本最古の木造建築は、斑鳩寺ともいわれ607年頃聖徳太子建立の 奈良の法隆寺です。
法隆寺西院伽藍は、一度火災で焼失した後、7世紀末頃に 再建されたものであることが定説となっていますが、法隆寺金堂の中の扉が 一応現存する最古の扉と言えます。
しかし、昭和大修理の時に火災で焼損し、現在の扉はその焼損部分を挽き落とし、二枚を張り合わせて一枚の扉としたものです。
当初の扉は高さ約3m、幅約1m、厚さ約10cmの檜の節無しの一枚 板で、反ったり曲がったりという狂いはまったくなかったということです。
法隆寺西院伽藍は、一度火災で焼失した後、7世紀末頃に 再建されたものであることが定説となっていますが、法隆寺金堂の中の扉が 一応現存する最古の扉と言えます。
しかし、昭和大修理の時に火災で焼損し、現在の扉はその焼損部分を挽き落とし、二枚を張り合わせて一枚の扉としたものです。
当初の扉は高さ約3m、幅約1m、厚さ約10cmの檜の節無しの一枚 板で、反ったり曲がったりという狂いはまったくなかったということです。