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無垢の優しさがよくわかる

熱い味噌汁を、飲む知恵

日本の食生活にレンゲやスプーンが定着しなかった理由。それは、味噌汁を飲む木のお椀にあるといわれています。 木のお椀なら手にとって口を付けても熱くない。すするときに味噌汁が空気に触れて飲みやすい温度になる。さらに、木 には陶器や金属の食器に比べて冷めにくいという長所もある。木のお椀はその断熱性や保温性をうまく利用した、まさに日本人 ならではの知恵の集大成といえましょう。

熱伝導率

木の熱伝導率は、なんと鉄の1/500、そしてコンクリートの1/10。とても熱を伝えにくい性質を持っています。そのため、たとえば 熱い味噌汁が入った木のお椀でも、手にとって美味しく飲むことができるわけです。多孔性素材である木は、その無数の微小空間の中 に熱伝導率がゼロに近い空気をたくさん封じ込めています。もともと熱を伝えにくい木の中に、さらに熱を伝えにくい構造を持っている。 触ったときに、金属やコンクリートのように”ひやっ”としないのは、木が手の熱を奪わないからなのです。また、温もりを感じさせる 木の感触として、木肌に手で触れるとリラックスするという「安らぎ効果」も、林野庁の森林総合研究所が科学的に立証しています。

熱伝導率測定結果
試験体 熱伝導率[W/m・k] 備考
無垢ピノアース(自然塗料塗装) 0.1069 他素材の熱伝導率
鉄 44.88
コンクリート 1.09
無垢ピノアース(レギュラー塗装) 0.1151
オーク無垢(自然塗料仕上げ) 0.1739
ウォールナット集成材 0.1742
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